こんにちは。FPの佐々木です。
暖かい日が増え、過ごしやすい季節になってきましたね。
新年度を迎え、お子さまの進学や進級をきっかけに将来の教育費について考え始めた方も多いのではないでしょうか。
今回は、人生の三大資金の一つである
「教育資金」
についてお話ししたいと思います。
教育資金は計画を立てやすい資金
住宅資金や老後資金と並び、教育資金は人生の三大資金の一つといわれています。
教育資金の特徴は、
「いつ頃、どのくらい必要になるか予測しやすい」
という点です。
例えば、
– 高校進学
– 大学進学
– 一人暮らしの開始
など、大きな支出が発生する時期はある程度予測できます。
一方で、
「必要になった時に支払いを避けることが難しい」
という特徴もあります。
そのため、お子さまが小さいうちから計画的に準備を進めることが大切です。
教育費はどのくらいかかる?
教育費は進路によって大きく異なります。
公立中心で進学する場合と、私立中心で進学する場合では数百万円以上の差が生じることもあります。
特に大学進学時には、
– 入学金
– 授業料
– 教材費
– 一人暮らしの生活費
など、まとまった資金が必要になります。
例えば、
– 国公立大学
– 私立文系大学
– 私立理系大学
では必要となる費用が大きく異なります。
そのため、
「将来どのような進学を希望する可能性があるのか」
をある程度想定しておくことが重要です。
最近注目される「学び直し」
近年は大学進学だけでなく、
リカレント教育(学び直し)
も注目されています。
社会人になってから、
– 資格取得
– 転職
– キャリアアップ
– 起業
のために大学や専門学校へ通う方も増えています。
教育資金は子どもだけの問題ではなく、自分自身の将来への投資として必要になるケースもあるのです。
教育資金を準備する主な方法
教育資金の準備方法にはさまざまな選択肢があります。
それぞれの特徴を理解し、自分の家庭に合った方法を選ぶことが大切です。
① 学資保険
学資保険は、
– 教育資金の積立
– 万一の保障
を兼ね備えた商品です。
契約者である保護者に万が一のことがあった場合でも、その後の保険料負担が免除され、予定通り満期金を受け取れる点が大きな特徴です。
ただし近年は低金利の影響もあり、
– 増える金額が小さい
– 商品によっては返戻率が高くない
場合もあります。
加入する際は保障と貯蓄のどちらを重視するのかを考えることが大切です。
② 預貯金・資産運用による積立
教育資金は、
– 預金
– 投資信託
– 新NISA
などを活用して準備することもできます。
特にお子さまが小さいうちから長期間積み立てる場合は、資産運用による複利効果も期待できます。
ただし投資には価格変動リスクがあります。
教育資金は使う時期が決まっているため、
大学進学直前になって大きく値下がりしてしまうと困ります。
そのため、
– 使う時期が近づいたら現金化する
– リスクを取り過ぎない
などの対策が必要です。
③ 国の教育ローン
教育資金が不足した場合の選択肢として、
国の教育ローン(教育一般貸付)
があります。
教育ローンは、
– 入学金
– 授業料
– 教材費
– 一人暮らしの費用
など幅広く利用できます。
比較的利用しやすい制度ですが、
当然ながら借りたお金は返済しなければなりません。
そのため、
「どうしても資金が足りない場合の選択肢」
として考えておくと良いでしょう。
④ 奨学金制度
奨学金は学生本人が利用する制度です。
大きく分けると、
– 返済が必要な貸与型
– 返済不要の給付型
があります。
近年は給付型奨学金も拡充されており、一定の条件を満たすことで利用できるケースがあります。
ただし貸与型の場合は卒業後に返済が必要になります。
社会人になった直後から返済が始まるため、
利用する際には将来の負担についても十分に考えておきたいところです。
教育資金準備で大切なこと
教育資金準備で最も大切なのは、
「早く始めること」です。
例えば、毎月1万円を積み立てるだけでも、
10年間で120万円
15年間で180万円
になります。
一度に大きなお金を準備するのは大変ですが、毎月少しずつ積み立てることで負担を分散できます。
まとめ
教育資金は、
– いつ必要になるか予測しやすい
– 必要になった時に支払いを避けにくい
という特徴があります。
そのため、
– 学資保険
– 預貯金
– 資産運用
– 教育ローン
– 奨学金
などを上手に活用しながら計画的に準備していくことが大切です。
どの方法にもメリット・デメリットがありますが、最も効果的なのは
「子どもが小さいうちから少しずつ準備を始めること」です。
早めに準備を進めることで、将来の選択肢を広げることができ、家計にも余裕が生まれます。
お子さまの夢を応援するためにも、今できることから少しずつ取り組んでいきたいですね。
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